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よくある質問

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殺虫剤と忌避剤の違いは何ですか!?

一般的にこれまで「防虫剤」と言われてきたものは、主に化学薬剤を主成分とする「殺虫剤」です。
殺虫剤は害虫を駆除することを目的として作られた薬剤であるの対し、
「忌避剤」は虫を一定のエリアから「虫を送りだす」そして「虫を入れない」ことを目的として作られた薬剤です。

忌避剤のメリット、及びデメリットは何ですか!?

一番のメリットは安全性の高さです。食品に近い分野においても用いることが出来ます。
また虫の死骸が残らないこともメリットです。虫が死なない為、耐性が出来にくいという利点もあります。
デメリットとしては効果が発揮されるまでに少し時間がかかる場合があります。
また1つの薬剤で何種類もの虫に効果を発揮するのは難しく、対象となる虫ごとに薬剤を選択する必要があります。

どのような原理で虫が逃げるのですか!?

忌避効果を出しているのは樹木から抽出された植物油です。
移動することの出来ない樹木が外敵から身を守る、
例えば虫に葉や幹を食べ尽くされるのを防ぐために
フィトンチッドという物質を発散しています。
フィトンチッドの種類、効果には様々なものがありますが、
その中には虫に対して忌避効果のあるものがあり、
そのような樹木から抽出された植物油を忌避剤として利用しています。

忌避効果はどのくらい持続しますか!?

使用目的にもよりますが、印刷の場合、半年から1年程度の持続効果があります。
また、芳香剤タイプであれば約2~3ケ月程度です。
製品によっては数年の持続性のあるものもあります。
忌避剤単体では長期持続は困難ですが、忌避剤をマイクロカプセルに内包することにより持続性を実現しています。

忌避剤はどのような形で提供されますか!?

忌避剤の原体は植物油ですが、それを水性の分散液や油性の分散液の状態で提供し、希釈してご使用頂くことが出来ます。
段ボール用フレキソ印刷の場合はクリアニスとして提供可能です。
液体であれば、現在ご使用になっている液体原料とMSDS,物性表等をお送り頂ければ防虫効果を付与させた配合液を制作致します。
その際、御社との機密保持契約等を結ぶことも可能です。
また、先行試験等の詳細に関しましては担当者にご相談下さい。
尚、万一提供された試料が弊社原料と即わない場合はご容赦下さい。

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